【947】内側を減らさずに「表面を短くハイレイヤーロング」「表面のみをセニングして」スッキリ軽く

【難しい条件のお客様が集まるヘアサロン】

【お客様の短所を長所に変換カット】

【広がる多毛を縦長シルエットに活かす】

【貴女の髪質は活かせる】

本日の撮影希望者

ずっと来店していましたが

久々の撮影希望

とにかく条件が難しい、、、

毛量が多く

クセが強い

ジリジリ広がる縮毛でもある

なので

表面を限界まで短く切って

縦長シルエットを目指し

コンパクトな髪型にしています

しかし

普通に広まっている常識からすると？

表面を長く残して

「その重さで ボリュームを潰しましょう」

だと思います

しかし

上記は間違っています

表面を長く残して潰れるのは

「頭頂部のみです」

サイドや裾にボリュームが出ます

潰したかったのは？

脳天部分ダケですか？

広がる多毛で

表面を長く残すと

末広がりの三角形シルエット

富士山シルエットになりがちです

裾が広がるので

内側を梳かれます

内側をセニングして減らすと

確かにサイドと裾が減りますが

表面が長いままだと

垂直的にサイドのボリュームが減ってしまいます

垂直的にボリュームが減ると

「髪型が四角くなります」

四角くなると

「ハチ部分が四角く強調されてしまい」

余計に頭が大きく感じてしまいます

ショートヘアでも

同じ事がおきます

そもそも内側を減らす理論は

「ボリュームを減らすには効率が悪い理論なので」

本当の剛毛多毛さんに施すと？

ガンガンに減らす必要があります

ガンガンに内側を減らされてしまった結果

裾がペラペラになってしまい

髪型の裾が軽すぎると

髪型の上側はペラペラには軽くならないので

イラストの「イカ」の様に

裾が軽すぎて胴体部分が太く重く見えがちです

結果

髪型が重苦しくなるダケ、、、

四角く張ったハチに

スカスカの裾

典型的な失敗カットの例です

さすが最近は

内側を減らしても裾の厚みを担保したままの髪型が主流らしく

イカの、スタイルは減って来ましたが

内側を減らす理論そのものが

「基礎理論と基本技術を無視した」

破綻した理論なので

内側を減らした時点で失敗カット確定です

他者が内側を減らす事を否定もしませんが

私のはやりません

昔ながらの基礎カット理論と

基本技術であらゆる条件に対応し

あらゆる髪型を作ります

いわゆる

「難しい条件を活かすヘアカット」です

広がる強いクセと

多毛をハイレイヤーでボリュームの分散化

ジリジリのクセも強いので

全く梳いていない状態からの

ヘアカット4ヶ月半後

髪が伸びても「縦長シルエット」

セニングしていないから

毛先は「こんもり丸い」

切る前

↓

ブロッキング

↓

ウエットカット終了後

まずはセニング無し

全く梳かずに

カットして乾かしたダケ

今回は

「表面のみをセニングするか？」相談して

試してみる事に

表面のみをセニングして軽くしても

毛先になる裾は

全く軽くなりません

しかし

表面をセニングして

髪型の上側がボリュームダウン

元々髪型の内側を減らす事は

伸びてくる過程で相性が悪いですが

表面を軽くする事は

レイヤーカットとは相性が良いです

そもそも

グラデーションカットやあらゆる髪型と

相性が良いです

表面が軽くなると

「動きと」「表面の丸さ」が求められます

「内側を減らした四角いハチ部分とは真逆の理論」

物理と基礎カット理論に基づいています

そんな表面のみを軽くして乾かしたダケ

切る前

↓

カット後

ヘアスタイリングしていないので

シルプルな髪型ですが

レイヤーカットで縦長に

毛流れも出る

最後にオイルを付けてお帰り

表面に毛流れが出る

昔ながらのハイレイヤー

↓表面に毛流れが不要で

ツヤツヤを求めたお客様には

ハイレイヤーにはしません

↓裾をなるべく長めに残してもらい

表面の短さも「それなりに長め」

しかし毛先全体を

ガンガンにセニングしている

↓同じく表面のツヤ重視

ハイレイヤーではなく

表面のみをガンガンに減らして

内側はほぼ梳いていない

毛先は重いが

表面はかなり軽い

などなど

1人1人の好みと条件が違うので

本当に面白い！

通って注文をガンガンに出して頂いて

「お客様の好みに近付けます」

前回の髪型よりも今回の髪型を！

今日の髪型よりも次回の髪型を！

無限に続く楽しい道のり！

本当に楽しいです！！